![]() なんと、ネパールのクマリ(童女現人神)が、伝統を破ったとして前代未聞の解任劇がありました。 ネパールで、「クマリ(kumari)」と呼ばれる童女現人神として崇拝されている10歳の少女が、伝統を無視して米国を訪問し、「神」の地位を失った。 サジャニ・シャクヤは2歳のとき、首都カトマンドゥ近くの古い町バクタプールでクマリ(ローカル・クマリ)に“就任”した。 宗教文化が生活に深く根付いているネパールにおいて、彼女はヒンズー教徒にも仏教徒にも崇拝されていた。 しかし、彼女は最近、ネパールの伝統と現代の政治的混乱に迫ったイギリス制作のドキュメンタリーを宣伝するために米国を訪れ、地元の宗教指導者たちを激怒させた。 「彼女が何の許可もなく外国旅行へ行くのは、伝統に反しており、間違っています」と、バクタプールのクマリ伝統を司る団体を代表するジャイ・プラサド・レグミ氏は7月3日、ロイターに語った。 「これは私たちの伝統において不純です。 私たちは新しいクマリを探し、童女現人神の座に就かせます」と、レグミ氏は言った。 人口150万人のカトマンドゥ渓谷には数人のクマリがおり、バクタプール・クマリ(ローカル・クマリ)はそのひとりである。 なかでも最も重要なクマリ(ロイヤル・クマリ)は、カトマンドゥのダルバール広場にある15世紀の寺院に住んでいる。 全てのクマリは、仏教徒のサキャ氏族の家から厳しい審査によって選ばれます。 彼女たちは初潮を迎えるまで寺院に住み、神に仕える。 その後、彼女たちはふたたび家族のもとに戻り、普通の生活を送る。 引退後の童女現人神には、毎月、年金が支払われる。 カトマンドゥのクマリ(ロイヤル・クマリ)はおよそ50ドル(約6000円)、その他のローカル・クマリは17ドル(約2040円)だ。 「私たちはサジャニに毎月の年金を支払うか否か議論しています。 これに関しては私たちは前向きです」と、レグミは言った。 ネパール最高裁判所は昨年、クマリの伝統が子どもの人権侵害にあたるか否かに関する詳細な報告書を提出するよう、政府に命じた。 調査は進行中だと関係者は述べている。 [ネパール・カトマンドゥ 2007年7月3日 ロイター] ニュース記事 ↓昨年の関連記事 ネパールの「クマリ(童女現人神)」が法律違反?! 2006年11月08日 http://nagaraja.at.webry.info/200611/article_8.html ↓クマリが訪米した時の記事 http://www.andycarvin.com/archives/2007/06/the_bhaktapur_kumari_a_living_goddess_of_1.html ↓訪米した時の写真一覧 http://flickr.com/photos/andycarvin/sets/72157600376630844/ ↓ネパールに君臨する生きる少女神 http://www.spikynepal.com/monthlynepal/past%20jp/bn19/index.html ↓クマリが出席するお祭り http://www.eurasia.co.jp/nittei/in_np_sl/nepal_fes/index.html ↓クマリの条件 http://ganga-jal.com/jouken.html ↓クマリ研究に関する文献リスト http://www006.upp.so-net.ne.jp/candoli/kumari_index.htm ↓旅行サイトによるクマリ紹介記事 http://special.msn.co.jp/travel/overseas/nepal/column/kathmandu/02.htm 通常、当代のクマリ(童女現人神)は、3〜5歳の少女から選ばれ、ケガや初潮による出血をした時に、その神性が失われたとして、次代の新しいクマリに交代します。 おおよその任期は10年ほどです。 なので、出血によらない解任というのは、これまでなかったことなんですよね。 クマリに選ばれた童女はクマリ館に移り住み、外へ出るのは、年6回の行事の儀式で姿を現す時だけです。 人口150万人のカトマンドゥ渓谷には数人のクマリがおり、パタン、バクタプール、ブングマティなど町や村のところどころにも存在し、ローカル・クマリといいます。 ローカル・クマリには、直接会うこともできます。 なかでも最も重要なクマリ(ロイヤル・クマリ)は、カトマンドゥのダルバール広場にある15世紀の寺院に住んでいます。 一番壮観なのは9月のインドラジャトラの大祭で、クマリは寺院の巨大な山車に乗って市中を3日間にわたり練り歩きます。 この祭りの時に、ロイヤル・クマリの居住するクマリ館を訪問したネパール王を、ロイヤル・クマリが祝福するのが恒例となっています。 カトマンドゥのロイヤル・クマリが特別 なのは、唯一、国の運命に関する予言を行うとされており、国王さえもひざまづくといわれています。 今回の解任劇となったのは、アメリカ側の甘言に惹かれて、現人神であるクマリがこの掟を破ってしまったからなんですね。 クマリである期間中は、『居住地を離れてはならない』という伝統を犯したからというもので、ローカルクマリ・シャクヤは、英ドキュメンタリー番組の宣伝活動のため訪米した。 これが地元宗教関係者の間で大きな議論を呼び、一部政治問題化していたようです。 多分、“気に入ったものをお持ち帰りになってはいかがでしょうか”とでも言われたんでしょうね。 訪米したのがロイヤル・クマリでなく、ローカル・クマリだったっていうのが、カトマンドゥにとっては、まぁ、ましだったかもしれませんね。 アメリカ側としては、現役のクマリをテレビの番組宣伝に引っ張り出すことに成功したんだから満足なんでしょうが、“自分たちさえよければ何をしても構わない”という考えが見え見えですね。 単純に、祭りの風景を撮影するとか、元クマリに話しを聞くだけに留めておけば良かったのに。。。 まったく、困ったものです。 (´-ω-`;)ゞポリポリ ↓クマリ信仰の模様 (7分00秒) これには、元クマリが出演しているようですが、“元クマリ”はすでに神性はないので、問題はないようです。 ↓よろしければこちらをポチッとお願いします。 ヽ(^o^)丿
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ネパールの“生き神”少女、訪米で神様失格に
エキサイトニュースより。 ネパールの“生き神”少女、訪米で神様失格に [カトマンドゥ 3日 ロイター] ネパールで、「クマリ」と呼ばれる生き神様として崇拝されている10歳の少女が、伝統を無視して米国を訪問し、「神」の地位を失った。 サジャニ・シャクヤは2歳のとき、首都カトマンドゥ近くの古い町バクタプールでクマリに“就任”した。宗教文化が生活に深く根付いているネパールにおいて、彼女はヒンズー教徒にも仏教徒にも崇拝されていた。 しかし、彼女は最近、ネパールの伝統と現代の政治的混乱に迫ったイギリス制作... ...続きを見る |
シスターみみっくのなんだかわからない堂 2007/07/05 10:35 |
ネパールの生き神「クマリ」、無断訪米で神格剥奪
「クマリ」 (Kumari)。ネパールでヒンドゥー教徒やチベット仏教徒らから「生き神」として崇められる少女のことですが、その数人いるクマリの1人、Sajani Shakya(10)の神格が剥奪されると言う前代未聞の出来事がありま& ...続きを見る |
From VALVANE 2007/07/07 09:41 |
ネパール「生き神」少女訪米でクビに。クマリについての詳しいBlog発見
ネパールの「生き神」少女、許可なく訪米でクビに ネパールで生き神「クマリ」としてあがめられていた少女(10)が、伝統を無視して米国を訪れたことで「神聖な」地位を失った。 この少女は2歳の時、カトマンズに近いバクタプールで「クマリ」となった。今回英国で製.. ...続きを見る |
Today'sWorldNews今日ので... 2007/07/07 13:24 |
ネパールの「ローカル・クマリ」が家族の要請で引退
2007年7月に『居住地を離れない』という伝統を犯して、渡米したクマリのその後です。 ...続きを見る |
つれづれなるままに 2008/03/04 00:08 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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同感ですな |
ひろ 2007/07/05 07:58 |
ひろさん |
眠り猫 2007/07/05 17:20 |
ニコラスが現人神とか解任しなかった? |
BlogPetのニコラス URL 2007/07/06 14:57 |
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