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zoom RSS 1901年の未来予測

<<   作成日時 : 2010/02/25 00:10   >>

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約100年前の人々は、未来をどのように描いていたのでしょうか・・・。
画像
なんだか世の中もずいぶん暗いですが、「明るい未来」というのは、今後、来るんでしょうか?

で、一応、まだ未来への希望が残ってたはずの100年前、人々は20世紀をどう考えていたんでしょうか。

1901年に発表された未来予測をアップしときましょう。

出典は報知新聞・明治34年1月2〜3日掲載分で、適当に現代語訳してあります。


19世紀における世界の進歩は非常に驚くべきものがあった。さらに歩みを進めて20世紀は一体どんな時代になるのだろうか。
その大時期の冒頭にあたり、人気のジュール・ヴェルヌの未来小説のように、遙か未来を予見するのも面白い。

世界の列国の政治状況はひとまず措き、物質上の進歩を想像してみよう。

無線電信および電話
 マルコーニが発明した無線はいっそう進歩して、無線電話で東京からロンドンやニューヨークと自由に話せるようになる。

遠距離の写真
 数十年後にヨーロッパで戦争が起こったときには、東京の新聞記者は編集局にいながらにしてカラー写真を電送できるだろう。

野獣の滅亡
 ライオンや虎、ワニといった野獣はアフリカからも絶滅し、ごくわずかが大都会の博物館で生き延びることになる。

サハラ砂漠
 サハラ砂漠は次第に沃野になり、東半球の文明は中国・日本・アフリカで徐々に発達するだろう。

7日間世界一周
 19世紀の末では少なくとも80日間かかった世界一周も、20世紀には7日もあれば十分だろう。文明国の人間は、男女を問わず必ず一回は世界漫遊の旅をする。

空中軍艦、空中砲台
ツェッペリン式の空中船は大いに発達し、軍艦は空を飛び、空中には砲台が設置されるはずだ。

蚊およびノミの滅亡
 衛生状態が改善され蚊やノミがだんだんに絶滅する。

暑さ寒さ知らず
 暑さ寒さを調節する器械が発明され、この器械のおかげでアフリカも進歩する。

植物と電気
 電気で野菜を成長させられる。このため空豆はオレンジほどの大きさになり、菊・牡丹・バラは黒や緑の花を咲かすものも出てくる。グリーンランドにさえ熱帯植物が育つだろう。

人声10里に達す
 伝声機が改良され、10里(40キロ)離れた男女が延々と愛を語れるようになる。

写真電話
 電話は相手の顔が見られる。

買い物が便利に
 写真電話を使えば、遠距離の品物を選んで購入できるようになる。品物は地中の鉄管を通って瞬時に届く。

電気の世界
 薪も石炭も枯渇し、電気が燃料となる。

鉄道の速力
 列車は非常に進化し、暖房冷房装置が完備するなど、あらゆる便利が実現する。早さは急行ならば時速50マイル以上(約80キロ)で、東京神戸間で2時間半。今日4日半かかるニューヨーク・サンフランシスコ間は一昼夜で行けるようになる。
 もちろん動力は石炭を使わないから、煤煙の汚水も出ず給水する必要もない。

市街鉄道
 馬車鉄道や鋼索鉄道は老人の昔話にだけ残り、電気車や圧搾空気車は大改良され、車輪はゴム製となる。文明国の都会では街路上ではなく、空中および地中を走るようになる。

鉄道の連絡
 航海が便利になる上、鉄道は5大陸を貫通して自由に行き来できる。

暴風を防ぐ
 気象観測が進歩し、1ヶ月以上前に天災を予知できるようになる。もっとも恐ろしい天災である暴風が起これば、大砲を空中に撃つことで雨に変えることが可能となる。
 20世紀も後半になれば、難船や津波もなくなるだろう。地震は消滅しないが、家屋や道路は地震に耐えられる。

人の身幹
 運動術や外科手術により、人の身長は6尺(180cm)以上に達する。

医術の進歩
 薬剤を飲むことはなくなり、電気針で痛みなしに患部に薬液を注射できる。顕微鏡とエックス線が発達することで病原の摘出、治療が自由になる。内科手術はほとんど外科になり、将来は、肺結核でさえ肺を摘出して防腐のうえ殺菌できる。もちろん切開は電気により全く痛みがない。

自動車の世(よ)
 馬車は廃止になり、自動車が安くなる。軍用も馬に代わって自転車と自動車がとってかわる。その結果、馬は奇特な人間がわずかに飼育するだけのものになる。

人と獣との会話自在
 獣語の研究が進み、小学校に獣語科ができる。人と犬猫猿は自由に会話できるから、下女、下男は多くが犬に占められ、犬が人の使いをする世の中になる。

幼稚園の廃止
 人智は遺伝により大いに発達し、家庭に無教養な人間はいなくなるから、幼稚園の必要がなくなる。男女とも大学を卒業しないと一人前と見なされない。

電気の輸送
 日本は琵琶湖の水を使い、アメリカはナイアガラの滝を使って水力発電を起こす。そして電気を全国内に輸送することになる。

以上(23技術)のように考えてみると、いくらでも思いつくから、後は読者の皆さんの想像に任せよう。
とにかく20世紀は奇異な時代だろう。


意外に未来予測って当たるんですね。

ちなみに、このページのトップにいれた画像は、ロシアの軍事飛行顧問だったデヨーチデポシーザツ博士が1920年に発表した世界初の火星旅行飛行機。
ガス噴射を利用して、出発して数日で到達できる計画でした。
まだみんな火星人がいるかもしれないと思ってた、古き良き時代の話です。
(出典は「世界改造大観」毎日通信社・1920年)


ニュース記事


すごい! ほとんど実現している!!

まだ実現出来ていないものを挙げる方が簡単そうだな。
・空中軍艦、空中砲台 
・蚊およびノミの滅亡 
・暑さ寒さ知らず(室内はエアコンがあるので実現しているが、屋外はまだ実現していない) 
・暴風を防ぐ 
・人と獣との会話自在 
・幼稚園の廃止
以上の6技術はまだ実現していない。

実現していないなかで、ぜひ実現して欲しいのは、「暴風を防ぐ」、「人と獣との会話自在」だな。


もし、いま同じようなことを考えるとしたら、どんな技術を挙げるだろうな。
そうだなぁ・・・。
・宇宙船のワープ技術 
・宇宙船の人工重力技術 
・どこでもドアのような転送技術 
・タイムトラベル 
・特別な訓練や技術を必要とせずに誰もが気軽に宇宙旅行に行けるようになる。特に太陽系内の星は数時間で行けるようになる
かなぁ・・・。

100年前からの宿題も含めて、ぜひ実現して欲しいですね。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
100年先はきっと閻魔様の肩をもんでいるに違いありません
ひろ
2010/02/25 08:54
すごい面白いですね!^^
結構予測が当たっている事がビックリです(・∀・)
僕が考える100年後予測☆
例えば…
・宇宙に行くのに「軌道エレベーター」で行く。
・月に住んでいる。(有人月面基地)
・人間の寿命が平均120〜150歳位になっている。
・実は地球が温暖化ではなく、寒冷化してて
「プチ氷河期」になっている。
・それに合わせてDNA解析で「マンモス」復活。
なんでどうですか?^^
>・人と獣との会話自在
現実としてまだまだですが、タカラの「バウリンガル」は近いのでは?^^
 
だいだい@だちょう
2010/02/25 10:34
ひろさん
100年後には今生きている人間は間違いなく冥界にいるでしょう。(;^_^A
でもって、あの世から子孫がどんな暮らしをしているか見守るのも良いかもしれませんね
眠り猫
2010/02/25 11:02
だいだい@だちょうさん
だいだいさんの考える未来予測も結構当たりそうです。
>タカラの「バウリンガル」は近いのでは
確かにあれは玩具とはいえ、近いものがありますね。
ひょっとしたら、近い将来、あれを発展させて通訳機が出来るかも?
眠り猫
2010/02/25 11:09

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