新番組「ブログの女王」を見て

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「ブログは小説より奇なり」今夜あなたをめくるめくブログの世界へご案内します。 というブログの女王真鍋かをりの言葉で始まった。

この番組は、ネットの世界に留めておくにはもったいない。面白いブログをたくさん紹介してバイヤーの皆さんに原作権を押さえてもらおうという番組です。
番組のアシスタントとして、山崎樹範(しげのり)・浅木一華(かずは)の両名。
バイヤーとして今回は、松竹映画・プロデューサーの石塚慶生氏、講談社・編集長の服部徹氏、作家の石田衣良(いしだ・いら)氏の3人が登場した。 ナント日本だけで、約500万本のブログが存在するらしい。
番組公式ブログ
http://www.tv-tokyo.co.jp/b/

番組の流れとして、
[1] ブログの紹介(FLASHアニメ) 3本
   ↓
[2] ブログのセールスポイントを紹介
   ↓
[3] クリエイター、バイヤーが商品化について検討
   ↓
[4] 契約タイム、バイヤーが気に入ったブログの商品化に名乗りを上げる

まず最初のブログは、
性転換ドキュメンタリー
http://ameblo.jp/harukarin-a/

このブログは、現在性転換中の男性が書いているブログ。 
実は、女性になりたくて性転換しているのではなく、幼馴染みの同級生と付き合いだして5年が経過して彼女にプロポーズした。 その時、彼女からショッキングな告白が!

「実は、レズビアン(女性性愛者)なの。 だから、お願い。女の子になって欲しいの。」 !Σ( ̄口 ̄;;
「・・・・・・!!」 言葉を失った彼は、真剣に悩み、苦しんだ。
でも、彼女を愛している。 別れられない。
そうして、一大決心をした。 なんと、性転換を決意したのだ。

女性ホルモンを投与し始め、すぐに大きくなり始めた胸。 いや、これはもはや「おっぱい」
不安や困惑に襲われ、友達や両親にはなんて言おうか。 もし、彼女と別れたりしたら。。。
この決意は間違っていたのでは?? そんな悩みをよそに、次第に大きくなる「おっぱい」。
でも、彼女の嬉しそうな顔を見ると、怖さが消えていく。 愛ってすごいなぁ♪♪♪

だが、ある日のこと、2人は大喧嘩をした。 原因はナンパされたこと。
デートをしていたら、2人組の男性に声を掛けられた。 ついに周りからも女の子だと思われたのだ。
2人だけになると彼女は怒りまくっている。 「結構、嬉しいんでしょ!ナンパされて!」
「最近ずっと不安だったんだ。どんどん女の子になると気持ちが女に近づいて、もし男の人が好きになって、私のことが嫌いになったら、どうしようって。。。」
僕は思わず、「んな、わけねーだろ!! なんで性転換していると思うんだよ! お前を愛しているからだろーが!」と、言ってしまった。
彼女は泣いてしまい、僕は不安を与えたことを謝った。 でも、これで僕だけが不安なのではなかったと分かった。 このままじゃ、可愛い女の子になる前に、彼氏失格だよ。
彼女の手をギュウっとつないで、「彼女を好きになる。もっと、もっと、もっと・・・。」と心の中で誓った。
・・・前代未聞のラブ・ストーリーはこの日本のどこかで健在進行形・・・

ここで、この作品の関心度をそれぞれに聞いてみた。(関心度は0~3で評価)
石田(作家)関心度2:
この2人の関係がちょっと変わっている。 女の子が好きなのに、相手のために女の子になるからね。 
服部(講談社)関心度3:
周囲の人はどこまで知っているのか。 彼女は彼がこういうこと(ブログの告白)をやっているのをどこまで知っているのか。 どういうシチェエーションの中で繰り広げられているのかというのが、想像を絶する。
石塚(松竹)関心度2:
最近、ハリウッド映画でもお父さんが性転換して息子と愛情を取り戻す映画(タイトルは不明)とか、そういういろんな形の愛が世間的に広まっているので、本気で考えても良いかなと思う。

ここで、このブログのセールスポイントを紹介します。
セールスポイント1.おっぱい写真 : 少しずつ膨らんでいく、おっぱいの写真をUPしている。
セールスポイント2.読者とのQ&A : なぜ決断出来たのか? 性転換はどこまでやるのか? などさまざまな質問に答えている。

ここで眞鍋が、話のオチとして彼が完全に女性になったら、どうなる? との疑問を投げかけると、石田が、「そこでひとつの壁が来る。なるべく大勢に読んでもらうとなると、『(性転換)手術』は大衆受けしないので、どうかなぁ?」との答え。

セールスポイント3.両親へのカミングアウト : 母親は号泣し、父親には「お前は男だろ!殴り返して来い!」とボコボコに殴られ、あばら骨2本にひびが入って入院。警察が来る騒ぎとなった。
その後、じっくりと話し合った末に、条件付きながらも両親の理解を取り付けることが出来、親子3人で抱き合いながら号泣したという。
その条件というのが、1.1ヶ月ごとに病院で検査を受ける。 2.1ヶ月に一度は実家に帰ること。 3.両親の前では、きちんと男の子でいること。 4.幸せになること。 の4つだった。

ここでプロの率直な意見を聞くと
石田:お互いがお互いの欠けている部分を埋めあって、それがたまたまピタッとはまっている。 単に、純愛ではないような気がする。 一番の描きとどころは、男性はほぼ全て肉体を投げ出しているので、彼女の方にも少し影を出さなくては。 例えば、「レズビアンであることで苦しんでいた」などの影をつけて、初めての理解者が彼だった。 とすれば、物語として拡がりを持たせられる。
服部:ブログにアクセスする男女比率などもポイントだ。 それをどう生かすか。 実際のおっぱいの写真をどう扱うか。 男性向き用・女性向き用と2種類作るのも1つの方法。
石塚:純愛というか出来すぎ。 女性化の過程を描ききれるかがポイント。


続いて、
センスレス野球少年と父のドタバタ奮闘記
http://4east-network.ameblo.jp/

現代版「巨人の星」!? 野球が下手の親子の挑戦物語。
舞台は少年野球。 初めてみる息子の野球姿はとんでもなく、ヘタクソだった。 (・.・;) メガテン・・・
定位置は9番ライトかベンチで、それに全く不満のない息子。 怒った父親は星一徹ならぬ星十徹になることを決意する。
が、、、父親も野球経験がなく、親子による手探りの挑戦が始まった。
十徹の指導その1 : 「巨人の星」のDVDを息子に見せ、やる気を引き出す。
 が、十徹の小遣いが尽き、途中で断念。
十徹の指導その2 : ティー・バッティングネットを購入。
 が、練習のほとんどが玉拾いに追われ、断念。
十徹の指導その3 : 21世紀の技術が生んだ新トレーニング法、エアー・フリッパーを購入。
 が、息子は3日で飽きて終了。
ここで、息子は飛雄馬ではないのだ。 ムチではなく、アメを与えよう。 と思いついた。
新・十徹の指導その1 : バランスボールに乗っている間はTVを見ても良い作戦。 → 成功!!
新・十徹の指導その2 : 走った分だけ漫画を買ってあげる作戦。 → 成功!!
 ランニングが日課となり、3ヶ月で300周を走った。
そして、ついに息子が試合で3打数2安打をあげた! 初の大活躍!! (≧ ≦)Ω ヨッシャ!
・・・初心者オヤジとヘタクソ息子の、茨の野球道は始まったばかりである・・・

関心度は
石田 関心度1:小説にするには、ぬるすぎ。 バランスボールでアニメ見てるし。
石塚 関心度3:ダメなヤツが頑張るのが大好きなんですよ。 やるんだったら、コメディーになるね。 スカッといけるじゃないですかね
服部 関心度1:・・・

セールスポイント1.親子のリアルな成長日記であること。
セールスポイント2.鬼監督(敵役):十徹が親子での自主練習について(少年野球の)監督に意見を聞いた時、「野球をかじったことがある親が息子を見るのなら良い。野球を知らない親が家で息子を見るんだったらやらない方が良い。 逆に悪くなる。」と言われショックだった。 が、この監督が辞めて、新監督が来た。
新監督の方針は、「みんな平等にチャンスを与える。」  試合で息子をサードに抜擢されたが、辞めた前監督が試合を見に来ていて、息子に「お前はサードなんか出来ない。使えない!」と暴言。 さらに、勝手に審判にサードの交代を告げた。 (≡≡;)オイオイ。。。

プロの率直な意見は、
石塚:すごく映像が思い浮かぶ感じですね。 現在は野球ブームだし。
服部:漫画にも良く出てきているしね。 ドラマを作り易い。 現在は、コーチングでいかに若い人を伸ばしていくかが流行っていて、なおかつ子供の幸せな育て方との合体なので、ひょっとするとウケるかもしれない。
石田:なるほど。 そういう切り口があるのか。

最後の3本目
浮気の証拠は自分で掴む!
http://ameblo.jp/shougeki-saibanrikon/

夫の浮気の証拠を自らの手で見つけ出した女性のブログです。
離婚が決まり、引越しの準備をしていた時、娘が産まれた時に夫が書いた命名の紙を見つけた。 見慣れた夫の字だ。 どうしてこんなこと(離婚)になってしまったんだろう。。。

そう、全ては夫の「成功者には、女房公認の愛人がいるんだよなぁ。」という一言から始まったのだ。
夫が長年勤めていた飲食店から大きな借金をして、店を独立、開店する矢先のことだった。
私は夫が浮気などしていないと信じるために、探偵を雇った。 が、依頼した探偵はことごとく失敗。 おかげで3箇所の探偵料も無駄になった。
なので、自力で浮気の証拠を掴むことを決意しました。
MISSION1 : 変装して尾行せよ
 変装して夫を監視することにした。 が、失敗。
MISSION2 :  タクシーで追え
 夫の自動車をタクシーで尾行することにした。 夫の店の前で待つこと30分。 遅いのでタクシーの外に出ると、なんと夫と鉢合わせに。 これも失敗。
MISSION3 : 夫とアルバイトの女の子の会話を盗み聞き
 夫「不倫もさー、遊びで割り切ろうとするじゃない。 男も女もさー。」
 夫「だけどダメだね。 割り切れないね。 やっぱり。」
 夫「○○ちゃんも彼氏には自分だけって思ってるでしょ? 違うんだよなぁ」
 夫「俺だって、2~3人いるよ。」 ( ̄Д ̄;) ガーン!
こうして、20年間全く気がつかなかった夫の本性を知りました。 離婚が決まった時、娘が父親である夫に手紙を書いた。
「とーたんはやさしいね。 でも、かーたんにはやさしくないね。 いつもあそんでくれてありがとう。 でも、もうあそばなくていいよ。 もうばいばいだね。 とーたんさよなら。」

このブログは、過去の自分を清算する為に書き始めたものです。 

関心度は、ちょっと低い。
石田1:最後にひっくり返らない。 見つかってモメて、ただ離婚したで終わる。 そこでなにか、どんでん返しがないと、つまらない。
眞鍋 自分で浮気の証拠を掴もうとしている、奮闘ぶりが面白く書かれていると思う。
服部1:なるほどね
石田1:そうか

セールスポイント1 : 3人のバカ探偵
 その1・夕方6時以降の調査はお断り (っておい、その時間からだろうが(汗))
 その2・隠しビデオがカメラ目線 (気が付かれてどーする、、、)
 その3・とにかくのん気 → 調査を依頼した時、夫の写真を見て、「だんなさん、かっこいいですねー!もてるでしょう!」 (だから依頼したんじゃねーか)
セールスポイント2 : 普通のサスペンスドラマにはない妻の心理描写

プロの意見は、
服部:リアルタイムで書いているんじゃなくて、5年前のことを書いているんだよね。 それはメリットかもしれない。 時間を置いて書くのは冷静さがあるので良いこと。
石塚:最近の映画は浮気モノはないね。 純愛モノばかりだから、かえっていいかも。 
石田:これは、純愛にはなりようがないよな。


契約タイム : 原作権の欲しいブログの契約書にサインをする
それぞれ迷ったようだが、
服部 : 「性転換ドキュメンタリー」ブログ、「センスレス野球少年と父のドタバタ奮闘記」ブログの2本
性転換はインパクトが強烈で、漫画でもいけるかもしれないし、これから相談していきたい。 センスレス野球少年は、コーチングという視点と、子育てという視点をうまく合体させたものに出来るのか、ということ。 
石塚 : 契約未成立
野球少年は面白く食指も動くが、映画にするとなると一大プロジェクトになる。 どういう人たち(観客層)にどう感動を与えるのかが課題。 今日は即決は出来ない。
石田 : 契約未成立
半分動きかけたが、「性転換ドキュメンタリー」その人が変わるというのが面白い。
心と肉体の両方で描けるから、強いコンテンツになると思う。 

今回は、「性転換ドキュメンタリー」ブログ・「センスレス野球少年と父のドタバタ奮闘記」ブログの2本が契約成立した。

女王のおめがねコーナー(最後の感想)
眞鍋「男性3人はあまり興味を持ってなかったけど、浮気のヤツはいいと思う。 こういうことをしたらダメとか、そういうことを女性は知りたいと思う。」
山崎「それは、浮気された経験のある人の意見ですね。」


自分が選ぶんだったら、「性転換ドキュメンタリー」ブログ・「浮気の証拠は自分で掴む!」ブログの2本かな。
やはり、自分の知らない世界を垣間見れるというのが良いと思う。

だが、小説や映画にしようとすると、どれだけ一般受けするかが主眼とされるようだ。


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この記事へのコメント

2006年04月09日 09:05
初っ端から濃いなあ(;,;´_ゝ`;□ヾ(・ω・`。) フキフキ

笑えない(^_^;)

男女の性も自然なままの恋愛がいいと思う・・・
2006年04月09日 23:18
さすがにインパクトあるのばっかり集めてますね。
まー、これも一つの愛のかたちなんでしょうねぇ。。。 (#^.^#)

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