「ハリー・ポッター」シリーズは暴力的?

ハリー・ポッターと謎のプリンス
「ハリー・ポッター」シリーズは暴力的だとして、アメリカの1人の母親が立ち上がった。

アメリカ・ジョージア州アトランタ・グイネット郡のハリーポッターファンたちも、これでほっと一息付けることだろう。

というのも、ジョージア州教育省が世界的大ベストセラー「ハリーポッター」シリーズ(J・Kローリング著)を学校図書館に残すことを決定。
グイネット郡学校運営当局がこれに従うことを発表したからだ。

2005年10月、グイネット小学校に通う子供を持つ母親、ローラ・マロリーさんが学校側に対し、「ハリーポッターシリーズは暴力的で魔法を奨励している」と主張して学校図書館から取り除くことを訴えた。

学校運営当局の広報担当、ジョージ・クインタナ氏によると、ローラさんは訴えが退けられたため、その後は州関係者などに同様の主張を繰り返したが、どのレベルにおいても同シリーズの撤去は認められなかったという。

『アトランタ・ジャーナル』紙によると、ローラさんは「弁護士を雇わなかったのが敗訴の原因」と話しており、同州高等裁判所に上訴する予定だという。

ニュース記事


ハリーポッターシリーズって、そんなに暴力的だっけ?
自分はそうは思えないんだけど。

確かに、魔法学校が舞台で主人公はそこの学生だから、物語の中にたくさんの魔法の技が出てくる。
そして、その魔法を使って、敵を排除したりもする。
でも、肉体的な殴る蹴るなどの暴力は描かれていなかったんじゃないのかな。
(テレビで映画を放映する時に見るだけなので、細部は覚えていないですが。)

これが暴力的だとすると、「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語:J・R・R・トールキン著)」は、全編にわたって “他人のものを我がものにする” という泥棒のお話し。
そして物語の中で、肉体的に殴る蹴るなどの暴力をふるったり、殺人をするシーンが山ほど出てきます。
しかも最後は、盗まれた場所に返すのではなく証拠隠滅で消してしまう、とんでもないお話し。

あと、この人はアトランタ在住ということだから、アトランタが舞台の往年の名作「風とともに去りぬ(M・ミッチェル著)」にいたっては、南北戦争が全編にわたって描かれており、主人公は殺人をして、しかもその死体を見つからないように埋めたり(死体遺棄)、親友の婚約者(後には夫)を誘惑したりと、とんでもない悪女のお話し。


あ、自分はこの2つの物語は好きですよ。
「ロード・オブ・ザ・リング」は、安易な誘惑に打ち克つ精神力を描いているし、「風とともに去りぬ」はどんなに苦境でも常に前向きな女性を描いているしね。

「ハリーポッターシリーズ」の全編を通したテーマっていうのは良く分からないですが。(´-ω-`;)ゞポリポリ
基本は主人公の成長なんでしょうけどね。

でも、物語の中で主人公が魔法を使うからって、実際に子どもたちが魔法を使えるようになるとか、その魔法を使って悪事を働くようになるなんて、本気で思っているのかしらん?
そりゃあ、子どもたちは魔法を使えるようになりたいと思っているかもしれないけどね。


さて、「ハリーポッターシリーズ」が暴力的かどうか、今度は裁判所で争われることになるんだけど、裁判所の判断はどう出るんでしょうか。
もし、暴力的な悪本だと判断されたら、図書館から全部撤去されちゃうのかな。


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この記事へのコメント

390X
2006年12月17日 05:41
ま∪゛(´=Д=`;A) ??

暇な母親だなあと思ったりする(^^ゞ
2006年12月17日 06:28
390Xさん 
きっと、この母親は学校の教科書しか読ませたくないんでしょうね。
子どものためには、こういうファンタジーも必要だと思うんだけどね。
2006年12月17日 16:56
アメリカでは「ハリーポッター」映画ってR指定なんですよね。
だから、この母親の言い分もなるほどと思うけれど…。
でも、R指定の理由はよくわからない。
日本では学校の推進指定図書なのにねー。この話は1作目か2作目のことですけど。
2006年12月17日 18:36
モリーさん 
>アメリカでは「ハリーポッター」映画ってR指定なんですよね。
なんでなのかな。
で、「R指定」について調べてみました。
「17歳未満の未成年者は保護者の同伴がない限り、入場することができない。日本の基準よりも厳しく、人種差別や性的なセリフも全て審査の対象となる。アクション映画も、子供がまねると危ないという理由から、R指定になるのが普通。」だそうです。
空を飛んだり、列車のホームの柱に突進したりするから「子供がまねると危ない」が引っかかったのかも。
でも、作品自体は良いものだと思うのにね。
みさ♪
2006年12月17日 22:50
確かに魔法で空を飛んだりする所や、危険なシーンもあるけど、創造性ゆたかな作品だし、友情は大切だという意図もあるし、現実と空想の世界は別物だって小さくたってわかるんじゃないのかなー
とにかく、世の中にはいろんな考えの人がいますからねー
2006年12月17日 23:35
みさ♪りん 
魔法を使ったり空を飛んだりっていうのは、一種の憧れだよね。
自分も子どもの頃、魔法が使えたらいいなぁって思ってたし。
(実は今もだけど(;^_^A )
でも、そういう夢の部分を摘むのは良くないよね。
ツッコミ親父
2006年12月18日 00:54
キリスト教ではいわゆる魔法、魔術、占い、等を否定しています。(エホバの証人、モルモン教も同じ。)
 宗教的にエキセントリックな母親が訴えただけだと思うよ。
まあ、本当に宗教に熱心な人は世俗のことには干渉したりしないんだけどねぇ・・・・
2006年12月18日 01:55
ツッコミ親父さん 
なるほど。確かにキリスト教では魔法は「悪魔の仕業」として否定してますよね。
エホバの証人やモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)もキリスト教の一派だから、否定するのは当然ですね。
でもこの母親は、宗教的な意味でこだわっているのかしらん。

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