殺人事件の時効

「八戸中2刺殺事件」が15年の時効を迎え、捜査員は「悔しい」ともらしています。

青森県八戸市城下4、八戸市立第二中学校2年生、宮古若花菜(わかな)さん(当時14歳)が1993年10月、自宅で刺殺された事件が2008年10月27日(月)午前0時で時効(15年)を迎えたことに、遺族や若花菜さんの知人、捜査関係者らは無念の思いをにじませた。

1993年10月27日(水)午後6時25分ごろ、帰宅した母親が、娘の若花菜さんが殺害されているのを発見した。
口に粘着テープを張られ、鋭利な刃物で首や心臓などを刺されたことによる失血死だった。
この時間帯、近くの駐車場から三菱の黄色の軽自動車「ミニカトッポ」が出ていくのが目撃されていた。
そのため、同タイプの約680台を調べたが、特定には至らなかった。

発生当初、捜査に加わった県警の40歳代の男性捜査員は、血を流して倒れていた若花菜さんの姿を今も鮮明に覚えている。
現場には犯人が残したとみられる2本のたばこの吸い殻があった。
銘柄は「マイルドセブン」。

捜査員はこの時から、それまで吸っていたたばこをマイルドセブンに替え、現在も吸い続けている。
「自分の中で事件を風化させないため」との思いからだ。
15年がたっても同じ煙を吸っているだろう犯人への怒りは消えない。
「時効はとにかく悔しい」。
これからも銘柄を替えるつもりはないという。

若花菜さんと小学3年からの友だちだった八戸市立第一中学校教諭、石田文子さん(29)は、事件当時に生まれ、若花菜さんと同じ年齢になった生徒たちに「精いっぱい生きた若花菜さんを忘れないで」と授業で話している。

青森県警は延べ約11万9700人の捜査員を投入。
情報が約1100件寄せられ、重要参考人を含む約600人から事情を聴いたが、手掛かりは得られなかった。
捜査本部長の佐藤隆刑事部長は、「組織を挙げた懸命な捜査をしたが、誠に残念」とコメントした。

若花菜さんの兄は、「できるならば逮捕してほしかった」と語る。

宮古若花菜さん刺殺事件の時効を受け、若花菜さんの兄・角洋(かくひろ)さん(36)が2008年10月27日(月)、県警を通じて談話を発表した。

「15年間という月日は、あっという間でした。
 この気持ちは、私をはじめ父・母・弟・親戚も全く同じ気持ちです。
 最初の頃の私は、妹の仏壇に手を合わせる時、心底から手を合わせることができませんでした。
 ある時、お釈迦様の足下で妹が光り輝いている夢を見ました。
 その時から、妹は殺人の被害者としてではなく、必要とされてお釈迦様のもとに召されたんだと思える様になったのです。
 15年もの間、靴底を減らして捜査をして下さった警察各位の方には感謝しています。
 しかし、できるならば犯人を逮捕して欲しかった。
 私にとって、妹は最高の人でした。
 青森県の皆さん、八戸市の皆さん、私達を育ててくれた城下4丁目の皆さん、15年の間 宮古若花菜 を忘れないでいてもらってありがとうございます。
 宮古 角洋」 (原文のまま)

【 2008年10月27日(月) 15時22分 】

ニュース記事


毎日のように、どこかで殺人事件が起きている。
ショックと悲しみにくれる遺族。
なんとしても、犯人を捕まえてやる!と必死の捜査をする捜査官たち。

そんな彼らをあざ笑うように時効が成立してしまう。

殺人の時効はこれまでは15年だったが、昨年だったか一昨年だったか、時効は25年になったけれど、この事件の時効は15年だったんですね。

犯人はこの15年間、どんな気持ちで過してきたんでしょうか。
後悔の念は少しでもあったのでしょうか。
だとしたら、自首して罪を償って欲しかったです。

この事件のように、未解決のまま時効を迎える事件が報道されるケースは、とても珍しいと思います。
大抵は、時効ギリギリで犯人逮捕!というケースが報道されていますね。

時効がなくなれば良いのに、と思うこの頃です。

アメリカは殺人事件には時効はなく、たとえ50年前の事件でも新しい証拠や証言が出てくれば再捜査して、犯人を逮捕します。

「ロス疑惑」の三浦和義が、この再捜査で逮捕されたことは記憶に新しいですね。
彼は、ロスに移送された直後に、拘置所で首をつって死んでしまいましたが。
その死は、捜査当局の「自殺説」、三浦氏側遺族の「他殺説」の両方出ていますが、どちらにしろ、彼の死によって「ロス疑惑」の真相は闇の中となってしまいました。
そして、捜査当局が掴んだであろう、新証拠もきっと開示されないことでしょう。

「ロス疑惑」のように被疑者に死なれるのは別にしても、事件発生当時には見つけられなかった証拠が科学捜査の技術の進歩で見つかったり(DNAなど)、何らかの事情で証言しなかった人などが何十年か時間が経って今なら言えるという場合も多々あるそうです。

過去の事件を捜査するのは、「コールドケース課(未解決事件専従捜査班)」の捜査官たちですが、その地道な捜査が実ることも多数あるそうです。

近年、そんな捜査官たちにスポットを当てたドラマが放映されています。

↓WOWOWにて「コールドケース」好評放送中
http://www.wowow.co.jp/drama/cold/index2.html

↓AXNでも「コールドケース」好評放送中
http://axn.co.jp/coldcase/index.php

コールドケース 迷宮事件簿 (ウィキペディア)



上で紹介したドラマ「コールドケース」は、毎回、事件が起こった当時のヒット曲が数曲使われる等の独特の演出が視聴者から高く支持され、北米では屈指の高視聴率ドラマとなっています。

が、様々なヒット曲が多数使われているため、それが災いして著作権の問題でDVD化が難しくなっていると言われています。
シーズンを重ねているにも関わらず、残念ながら未だにDVDの発売は無い状態です。 


↓こちらをポチッとしていただくと踊りだします♪ヽ(^o^)丿
人気blogランキング

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

二中生です。
2009年10月10日 23:19
{%超くやしいですよね。友達からこのことは聞きました。本当にどうにかしたいものですね。(チカチカ)hdeco%}
眠り猫
2009年10月11日 00:17
二中生です。さん
初めまして
こんな思いをする事件が少しでも減って欲しいものです。

日本もアメリカみたいに時効なしにしたら良いのにと思うんですけどね。

この記事へのトラックバック